SSブログ

WOWOW連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」舞台挨拶付き試写イベント [おすすめ]

プレスブログ[イベント]に当選!
WOWOW連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」の番組完成披露試写会に行って来ました。場所は恵比寿ガーデンホールです。↓ イマイチな写真ですが(クリックすると拡大表示されます)。
ebisu4.jpg

空飛ぶタイヤ…。
小さな運送会社のトレーラーが起こしたタイヤ脱輪による母子死傷事故。警察は、運送会社の整備不良が原因と一方的に決め付けてしまう。果たして整備不良なのか…。

空飛ぶタイヤは、直木賞候補作家である池井戸潤氏の社会派ヒューマンサスペンスです。原作はあくまでもフィクションとのことですが、2004年の大型車のタイヤ脱落事故を思い浮かべる人は多いと思います。

[カチンコ]   [カチンコ]   [カチンコ]
試写会は第1話のみですが、主要人物がほとんど登場します。そして、それぞれの人物に焦点をあてて物語が進んでいきますので、人間群像が丁寧に描かれています。巧みな演出に、どんどん引き込まれていきます。
このドラマは、大自動車メーカの組織ぐるみの隠蔽がテーマだけに、制作は難しいと思われていました。しかし、スポンサーに左右されない有料放送のWOWOWだから実現できたと言えそうです。それだけに、この作品の迫真性に圧巻です。
ebisu2.jpg

[カチンコ]   [カチンコ]   [カチンコ]
田辺誠一さんが演ずるのは、自動車会社のカスタマー戦略課長。事故の真相究明に乗り出すものの、その動機は被害者のためではなく組織のため。そして真相に近づくものの、組織に属する自分を守るために隠蔽を目論む。殺伐とした現代の縮図を見たような気がします。コンプライアンス(Compliance)とは何か、いったい誰のためにあるのか、考えさせられました。

中村トオルさんが演ずる運送会社社長は、自社の整備不良が原因という調査結果に納得がいかず、独自に調べ始めます。家族、会社、従業員のために希望を持ち続け、大企業に立ち向かっていくのです。そんな姿に勇気を与えられます。

エンディングのテネシーワルツ(The Tennessee Waltz)の切ない歌詞が、ドラマ内容とよく合っていました。重いテーマですが、運送会社社長が、周りに支えられながら真実を見つけようとするその強さに救われ、そしてどんどん惹かれていきます。ぜひ、多くの人に見ていただけたらと思います。
放送は3月29日(日)より毎週日曜22時より(全5回)。第1話無料放送ですよ。

帰りは、恵比寿ガーデンプレイスの夜景で和みました。携帯なので、あまりよく撮れていないのですが…。
ebisu3.jpgebisu5.jpg
nice!(55)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 55

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。